品質とは
本日は、品質系のプロンプトを試していきたいと思います。
AIイラスト、特にプロンプトにおける品質とは以下のワード等が該当すると思っています。
masterpiece, best quality, high quality, detailed, ultra detailed, hyper detailed, insanely detailed, exquisite, beautiful
→傑作、最高の品質、高品質、詳細な、超詳細な、非常に詳細な、非常に詳細な、絶妙な、美しい
他にも大きい括りで言えば品質ですが、細かく言うと画質のワードとしては以下のものなどがあります。
FHD, Full-HD, 4K, 8K, 16K, highres, absurdres
→FHD、フル HD、4K、8K、16K、高解像度、※超高解像度(非常に高解像度)
※直訳すると不条理という意味になるため、果たしてAIが良い意味で捉えてくれるのか。
(もしかすると、使用している生成ツールによって結果が変わるかもしれません。)
品質を全て詰め込んでみる
まず、違いが分かりやすいように初期設定値のまま作成してみます。
すでにさすがのクォリティですね・・・
初期設定の時点で「masterpiece」「best quality」が入っているためでしょうね。
では次に品質のワードとして例を挙げた以下のものを全て詰め込んでみましょう。
初期設定のプロンプトと合わせると以下の通りになります。
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face
masterpiece, best quality, high quality, detailed, ultra detailed, hyper detailed, insanely detailed, exquisite, beautiful
おっと、R-18要素が出てきたためさすがに掲載は控えます。
ということでネガティブプロンプトに「nsfw」を追加して再度作成してみると・・・
たまたまかもしれませんが、若干繊細なタッチになっているように見えます。
(ただ絵だけ見せられた時、100%見分けられる自信はありません・・・)
傾向として、プロンプトに「細部」「詳細」「精密」というような意味合いの
「detailed」が入っているため、装飾が豪華なものとなるような気がします。
少し思ったのが、「beautiful」が入っているため肌のツヤも良くなっているのでは?
という説です。
「beautiful」による効果
ということで、初期設定のものと「beautiful」のみ追加したもので比較してみましょう。
初期設定値
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face
「beautiful」追加
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face
beautiful
いやー、これはさすがに変化が無いと言うのが正しい気がしますね。
ある程度品質のワードが入っていれば「beautiful」の違いだけでは
変化は見られないということを学びました。
初期設定値からも品質系のワードを除いてみる
初期設定値として「masterpiece」「best quality」が入っているため
品質の変化が分かりづらかったかと思います。
それでは初期設定の「masterpiece」「best quality」すら無くしてみるとどうなるでしょうか。
(ネガティブプロンプトにて品質の向上を図っている部分もあるため、ある程度の品質は維持されるのではと思っています。)
expressive eyes, perfect face
これはある意味分かりやすい変化ですね笑
1枚目の1人の女性の絵でも変化が分かりやすいです。
やはり品質系のワードがなくなると、以下のような変化があるようですね。
「背景」・・・細かな記載がなくなり模様だけ描かれている。
「装飾品」・・・細かい装飾は描かれず、描き方も荒い。
「服装」・・・シンプルな服装となり、描き方も若干荒く見える。
(さすがperfect face・・・顔だけはやたら良いです・・・。)
そして、プロンプトの構成要素が「顔のこと」のみであるため
顔をひたすら描いたような絵も作成されるようです。
まとめ
- 品質としては「masterpiece」「best quality」のみで十分なものに
- 「detailed」(詳細)系のプロンプトを入れると装飾が豪華になる傾向に
今回、品質系と「beautiful」で結構な枚数試したため、画質のプロンプトについて
まだ試せていません。ということで、次回は画質系のプロンプトを試してみましょうか。
Copilotによる用語解説
NSFW
「NSFW」は、英語圏のインターネット上で用いられるネットスラングの一つです。このフレーズは、職場で閲覧するには適切でないコンテンツを識別するために使われます。
具体的には、以下のようなコンテンツを指します:
- 卑猥なもの: アダルトコンテンツや性的な画像・動画、または性的な表現言葉などが含まれます。
- 暴力的なもの: 暴力的な映像やグロテスクな画像、過激な暴力描写を含んだ動画などが該当します。
- 残酷なもの: 血などが出るような残酷なコンテンツや、戦争のような人が傷つけられるもの、動物を虐待するようなものなどのグロテスクな映像や写真、過激な描写を含むものが含まれます。
- 大きな音が発せられるもの: 高音や爆発音、破裂音などを含みます。
職場では、これらのコンテンツを閲覧しないように注意する必要があります。そのため、「NSFW」と書かれたロゴをそれらのコンテンツに記載し、職場で仕事をしている人などが見ないように判断できるようにしています。
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