BREAKとは
Xで衣装のプロンプトを参考にしている際に分かったことの1つで、
良い作品を作っている人はBREAKを多く活用しているということがあります。
今回も記事の最後にCopilotによる用語解説を載せておきますが、
簡単に言うとプロンプトの指示単位を分けることができるものです。
(トークン数が関係しているようですが、AnimeGeniusではイメージしづらい部分であるため、
今回の記事では割愛させていただきます。)
例えば、ピンクの髪を指示した際に、服もピンク系統に寄ってしまうことや
場合によっては背景などに影響してしまうことがあります。
そこで、プロンプト内でBREAKの指示を付け加えることで、
ピンクとしたいのは髪だけで、服には影響させない。ということができます。
これまでの記事の場合、ピンクの髪でピンクの服が生成されていたこともありましたが、
もっとわかりやすい所で言うと、pale skin(白い肌)を指示した時に髪も白くなることが多かったです。
(過去の記事を見ていただければすぐに分かるかと思います。)
今回、これがどのように変化するか見てみましょう。
BREAKの使い方
使い方はプロンプト欄にて、区切りたい箇所にBREAKと入力するだけです。
例えば分かりやすく、初期設定プロンプト+pale skinの場合で、
pale skinのみ区切りたい時は以下の通りとなります。
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face,break,pale skin
イラスト作成結果
過去の記事を見ていただくのが一番分かりやすいですが、
一応今回も参考にBREAK使用前のイラストも最初に載せておきましょう。
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face,big eyes, pale skin, jitome, hyper detailed, beautiful, highres, 4K, 8K, 16K,(shiny skin),pale skin
もうとんでもなく分かりやすいイラストが作成できたので、1枚だけで良さそうですね笑
それでは、BREAKを使用してみます。
(masterpiece), best quality, expressive eyes, perfect face,big eyes, pale skin, jitome, hyper detailed, beautiful, highres, 4K, 8K, 16K,(shiny skin),break,pale skin
おっと、意外な結果ですね・・・。
AnimeGeniusだとBREAK構文使えないんですかね?
おそらく最初に書いたトークン数が関係しているとは思うんですが、
こうなってくるとStable Diffusionの方で試してみたくなりますね
今日は中途半端な結果に終わってしまいましたが
これで終わりにします。(何となく自分の中で仮説は立ってますが・・・)
Copilotによる用語解説
BREAK
AIイラストのプロンプトにおけるBREAKの役割を教えてください。
プロンプトにおける「BREAK」は、生成される画像の処理単位を分けるための指示です。具体的には、プロンプト内で「BREAK」を使うことで、生成されるイラストの一部分を別々に指定できます。例えば、人物の顔と背景を別々に指定したり、複数の要素を組み合わせて生成する際に「BREAK」を使用します。123
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